TOSHI(=urban) DESIGN ASSOCIATES / 株式会社 都市デザイン
■事業背景 本地区は、江戸期から本町と称され、いわば石巻市 街地の発祥の地であり、その発展の中核を担ってきました。明治、大正、昭和にかけ、石巻市街地は繁栄の途をたどります。その中で川沿い地区は、水産、港湾、商業の中核がすべて集約する町としてにぎわいを極めました。 しかし、昭和後期から商業集積の郊外化、港湾水産機能の移転・拡散等により、中心市街地の衰退が生じ、市役所の駅前移転も加わり、本地区についても大きな変容が生じていました。東日本大震災による津波は、そのような状況にあった本地区を含む中心市街地に壊滅的な被害をもたらしました。対象地区においての復興まちづくりでは、単なる復旧ではなく、中心部の今後のあり方と強く連動したものとする必要がありました。あわせて無堤であった川沿い地区においては、堤防のあり方とあわせた新たな取組みが求められ、周辺地区と一体となった復興まちづくりに取り組むこととなりました。 |
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■事業コンセプト 中心部ではまちなか創生をキーワードに各街区で復興まちづくりが進められています。これらは大きく駅前ゾーン、中心商店街ゾーン、川沿いゾーンにわけられます。川沿いゾーンは堤防整備、水辺の緑のプロムナードと連動し、旧北上川を新しい形で活かすまちづくり(かわまちづくり)がその基本テーマとなっています。本地区はその中で堤防を生かしたまちづくりを先導し、まちなか生活を支える拠点に位置づけられています。~川沿いゾーンにおけるまちなか復興の先導事業~ |
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■まちなか居住へ
石巻発展の起点となったかわみなと発祥の本地区から、まちなかでの新しい暮らしを発信します。地区まちづくりでコミュニティ形成を進めると共に、周辺での復興事業と連携して、歩いて暮らせる暮らし環境を高めていきます。 |
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